2022/12/14更新
どうも、アキノリです^ ^
自作パソコンで240FPSがでるゲームがしたいなぁ
でも予算はかけれないから10万円前後で作りたいなぁ
昔から挑戦したかった自作パソコンを組みました。
あいにくの貧乏なので予算はあまりかけられない。
でも高フレームレート(FPS)を出したい。
高リフレッシュレート(Hz)でフォートナイトがやりたい。
通販サイトや実際に実店舗へ行き値段を見比べながらパーツを厳選しました。
そして完成!FPSの計測です!
注目のFPSはフォートナイト低画質設定で…
見事フォートナイトは240FPSでています。
フォートナイトは軽いゲームなのでFPSを出しやすいとされています。
ただ、大会の終盤辺りは210FPSくらいと少し落ちていました。
次にあまり期待していなかった重たいとされるゲーム「APEX」も計測しましたが240FPS計測されていました。
こちらは大会終盤などは計測していませんが、恐らく重たいゲームだけにフォートナイトよりは落ちるかなと思われます。
目標にしてたフォートナイトのFPS240を達成したので結果とても満足しています。
今回初めて自作PCを組んでみましたが、一番苦労したのはやはりパーツ選びでした。
パーツを選んでしまえば組み立て方は各パーツや配線を決められた箇所へはめ込むだけで「思ってたよりかは簡単に作れたなー」と言うのが感想です。
また特殊な工具もいりません。
プラスドライバーとナットドライバー(対辺5mm)があれば出来てしまいます。
そこで今回は見た目や拡張性は切り捨てて、コスパ重視でゲーム性を追求したパーツの紹介と自作PCを組もうと思った経緯を添えて解説したいと思います。
これからゲーミング自作PCを安く構成したい、そんな方へ向けた記事になります。
最後までお付き合い下さい。
- 1.今回組む自作PCのスペック
- 2.自作PCとBTOパソコンどっちが買いか?
- 3.自作PCで必要なパーツは?
- 4.コスパ重視!10万円台で組む自作PCのパーツ構成一覧
- 5.実際に購入したパーツを紹介していきます!
- 6.まとめ
1.今回組む自作PCのスペック
フォートナイトで240FPSが出せるゲーミングPC
予算は10万前後!
自作PCを組む上で大きな目的を二つ。
最優先は予算をかけずにコスパ重視です!
そしてゲームに特化したパソコンをつくる事!
目標はフォートナイトで240FPS!
2.自作PCとBTOパソコンどっちが買いか?
自作パソコンを組むに当たって現時点(2022.2月)ではグラフィックボードの価格がかなり高騰しています。
現在(2022/12/14)はグラボの価格がかなり落ち着いてきました。
自作PCを組んで分かった事なんですが、自作PC総額の半分くらいはこのグラフィックボードが占めてしまいます。
そのため自作を組む上でグラフィックボードの価格変動はかなりの影響を受けることになります。
パソコンを買う時に自作にするか、BTOパソコン(カスタマイズ)にするかで悩まれる人も多いかと思います。
当然自分の欲しいスペックのパーツだけで構成して作る自作PCの方が安価に済みやすいことが多いです。
しかし、BTOパソコンもセールなどの時期によっては自作と同じくらいの安さで購入できる事もあります。
自作を組むのに自信のない方はFRONTIER(フロンティア)やパソコン工房、ドスパラ、ツクモなどのセールを狙って買うのが無難だと思います。
ですが、販売していたとしても個数が限定されていたりと、ものの数分で売り切れてしまうのがオチなようです。
BTOなどを購入するメリットとしては組み立て要らずで買ってすぐに使うことができる。他にも1年〜5年くらいの保証が付いてきたり、またショップによってはポイント還元などのサービスもあったりとそこは各ショップを慎重にチェックしましょう。
いやいやセールなんて待ってられない、ましてや上記のように買えるかどうかも分からない!
自分はコスパ重視!できる限り安い構成で高フレームレートをだしたいと思ってるあなたはぜひ、今から紹介するパーツ構成を参考にしてもらえれば幸いです。
3.自作PCで必要なパーツは?
自作PCを組む上で必要なパーツは主に6〜8種類です。
使用目的によって組み合わせるパーツが違ってくるので注意が必要です。
特に僕のようにゲームに特化したPCを組みたいのであればグラフィックボードは必ず搭載させましょう!
まずは、それぞれのパーツ毎に特徴や用途について簡単にまとめてみました。
パーツ | 特徴 |
---|---|
CPU |
わかり易く表現すると人間で言う「脳」にあたる部分です。パソコン内部のアプリやゲームを動かす時の計算処理をしてくれます。Intel社の「core i」シリーズ、AMD社の「Ryzen」シリーズの2社から選ぶことになります。また使用用途によって性能の違う製品なので自分に合ったCPUを選ぶと良いでしょう。 |
マザーボード | CPU、メモリ、ストレージ、グラフィックボードなど、全てのパーツを繋ぐ土台みたいなものです。特に気をつけなければいけないのがチップセットとCPUの互換性です。全てのCPUがどのマザーボードにも合うわけではありません。Intel社、AMD社のそれぞれ世代別のCPUによって選ぶマザーボードも変わってきます。マザーボードがCPUに対応しているかを事前にチェックしておきましょう。 |
メモリ |
CPUが作業を行う作業台のようなものです。広ければ広いほど快適に動いてくれます。メモリは使用用途によって搭載する容量を調整できます。Webページ閲覧やワードやエクセルのような軽い作業だけなら4GB〜8GB。ゲームをやりたいのであれば16GB以上。動画や写真編集といったクリエイティブな作業目的なら32GB以上は搭載させたいです。最大で128GBまで搭載可能です。 |
SSD/HDD | ソフト、アプリ、写真、動画など全てのデータを保存する場所。SSD、HDDの2種類があり。現在はSSDが主流になってきています。簡単に言えばSSDは「早いが価格が高い」HDDは「遅いが価格が安い」といった特徴があります。しかし、最近はSSDの価格も大分安くなってきている為コスパ重視の自作PCでもラインナップに入ってもおかしくありません。 |
電源 |
自宅のコンセントからパソコンへ電圧を送る為のパーツです。各パーツ毎の電圧を全て足した合計の約2倍くらいの電源を用意するのがセオリー。各パーツの電源の計算はドスパラの電源容量計算で計算すると良いでしょう。また同じ電圧の電源の中でもランクがあり、スタンダード→ブロンズ→シルバー→ゴールド→プラチナ→チタンと6つの種類があり右に行くにつれ電源効率が良くチタンが最上位モデルとなります。コスパ重視ならブロンズあたりを選択するのがベターです。 |
PCケース |
全てのパーツを格納する入れ物。大きさはATX(ミドルタワー)、microATX(ミニタワー)、Mini-ITXの3種類があります。選ぶ基準はまずは選択したマザーボードが入るかどうかです。逆にお好みのPCケースが見つかったらそれに合うマザーボードのサイズを選択するのもあり。またその他細部のサイズやSSD・HDD・光学ドライブの格納スペースがあるかどうかもPCケースによって違う為各メーカーのホームページなどでチェックしておいた方が良いでしょう。 |
グラフィックボード(GPU) |
綺麗な映像をモニターに表示する為のパーツです。グラフィックボードは必ずしも必要なパーツではありません。映像を出力できるCPUを搭載すればネット検索やオフィスソフトなどの軽い作業は可能です。ただし、ゲームや動画・写真編集といった作業をゴリゴリにしたいのであればグラフィックボードは搭載したいです。intelの語尾に”F”がついてるcore iシリーズ、RyzenのGシリーズ以外のCPUはグラフィック機能がないので要注意です。 |
CPUクーラー |
自作PCの中でも特に排熱が激しいCPUを冷やす為のパーツです。重たいゲームや動画編集などの作業時は特に熱くなります。CPUクーラーが無ければその温度は100度を超えるほどの熱をもちCPUが壊れてしまいます。種類は空冷式と簡易水冷式の大きく分けて二つ。より冷却力が良いのは水冷式です。ただし価格が一気に跳ね上がるため余程の重たい作業をする事が無ければ空冷式で十分です。予算を抑えたいのであればCPU付属のリテールクーラーを使用すれば別でCPUクーラーを買わずに済みます。またリテールクーラーは必ずしも全てのCPUに付属しているわけではないので要注意です。 |
4.コスパ重視!10万円台で組む自作PCのパーツ構成一覧
今回は安くて性能が良い、フォートナイトやapexは240FPSのフレームレートを出せる自作PCのパーツ構成です。
これくらいの性能を持った自作PCを組むとなると昨今グラボの高騰で10万円を切るのは正直厳しいですね。
今から紹介するパーツ構成一覧を確認してもらえればお分かりだと思いますが、グラボだけで総額の6割くらいを占めています。
ちなみに全てのパーツが年末年始のセールで手に入れた物なので通常よりは割安になっていますのでご了承ください。
しかしながら現時点ではどれもコスパ最高でオススメできるパーツ構成です。
パーツ | 価格 | |
---|---|---|
CPU | Intel Core i5 10400F | 16,980円 |
マザーボード | ASUS PRIME H510M-A | 9,160円 |
グラフィックボード | GeForce RTX3060 | 54,194円 |
メモリ | G.SKILL F4-2666C19D(DDR4 8GB×2) | 5,480円 |
ストレージ | WD NVMe SN550 500GB M.2 | 6,180円 |
電源 | 玄人志向 550W ブロンズ | 4,480円 |
PCケース | Versa H26 White | 3,980円 |
合計 | 100,454円 |
▼ちなみにBTOパソコンでこれとほぼ同じスペックを買おうとすると150,000円〜170,000円くらいが相場です。
ざっと計算して5万円前後は自作PCの方が安い事が分かります。
浮いたお金で家賃が払えたり、モニターやキーボードなどPC周辺機器を買うのもよしですね。
5.実際に購入したパーツを紹介していきます!
CPU
|
今回ゲームに特化した自作PCを組みたいのでIntelのCPUを購入しました。 高フレームレートを目指すとなればIntelに最適化されているゲームが多い為、AMDよりIntelの方がFPSを出しやすいです。 そしてIntelの中でも10世代「core i5 10400F 」を購入。 10万円前後で自作PCを組む時に真っ先に候補に上がります。 性能の割にコスパの良い6コア12スレッドのCPUです。 一つ新しい11世代11400Fと比べても性能はほぼ変わらないのに価格が2,000円〜4,000円くらい安いです。 また数字の最後に「F」が付いてるモデルはグラフィック機能がない為グラフィックボードもセットで購入しましょう。 CPUクーラーも今回は付属のリテールクーラーを使用します。 |
---|
マザーボード
今回はIntelののチップセットの中でも一番グレードの低いマザーボードなんですがケースを冷やす為に必要なファン端子が2つ、M.2スロットにヒートシンクが付いていたりと安価ながらもゲーム向けで非常にオススメできるマザーボードです。 「10世代」のcore iシリーズを使用するので一つ型落ちで1,000円くらい安い「H410M-A」でも問題ありません。 ただ、今回M.2のSSDを装着するにあたり「H410M-A」はSSDを冷やすヒートシンクが別売りの為購入に1,000円ほどかかるという事で最初から装備されている今回のマザーボード「H510M-A」を購入する経緯となりました。 |
グラフィックボード
2021年2月に発売されたRTX3060。 数ヶ月前までは約7万円くらいだったのが、ようやく値段が落ちてきてくれましたね。 現在の販売価格は5万円前後です。 今回僕が購入したゲインワード製はアマゾンでの販売価格は5万4千円くらい。 3060シリーズの中であればメーカーはなんでも大丈夫です。 予算があれば見た目で決めてもらっても大丈夫です。 僕の構成を真似したい方はゲインワード製は良いですよ。 オススメです。
|
3060シリーズであればどれも性能は同じなのでなんでも良いです。
コストを抑えたいならその時一番安いのを買おう!
ちなみに、一つ上位モデルの「3060ti」が「3060」と価格との差がほぼないモデルが時期によっては売られています。その際、こっちの方が性能が良いからと言って安易に3060tiを購入するのはやめた方がいいです。そうなってくるとCPUの性能もcore i5 11世代モデル以上にして、それに伴い排熱も増すので合わせてCPUクーラーも必要になり大幅に予算が増す事になるからです!要注意だ!
メモリ
メモリはゲームをするにも快適に動作をしてくれる16GBを搭載。 2666という数値(メモリクロック)は最大周波数なんですが、これが高ければ高いほど高速です。 ただし、搭載CPUの対応の周波数以下でなければいけません。 今回購入したCPU「core i5 10400F」の対応メモリがDDR4-2666MHzまでなのでそれ以上の周波数のメモリを組み込まないよう注意が必要です。 またどのメーカーも性能は同じなので、予算を安く抑えたいならより安価なメモリを購入するといいでしょう。 |
ストレージ
|
ストレージはケーブルで接続するタイプとマザーボードの「M.2」スロットに直接接続するタイプがありますが今回は「NVMe M.2 500GB」のSSDを購入しました。 ストレージの中でも最も高速でデータの読み込み/書き込みができる「M.2」ですが内部的にPCI Expressで接続する「NVMe 」タイプと、通常の「SATA」タイプがあります。 より高速化を求めるなら「NVMe 」、予算を抑えたいなら「SATA」を選択しましょう。 今回購入した容量500GBならWindowsOSとゲーム4〜5タイトルくらいは保存可能です。 その他写真や動画、アプリなども保存したい場合は1TBの購入をオススメします。 ストレージも他のパーツと同じくどのメーカーでも性能は同じなので一番安いのでOKです。 |
---|
電源
今回はランク下から2番目のブロンズ、価格は5,000円くらいで低予算構成での定番です。 セミプラグインなので必須ケーブル以外は着脱可能です。 これもその時一番安いメーカーで問題ありません。 |
PCケース
|
Thermaltakeの「Versa H26」。 色は黒もありますが、今回は白色を選びました。 拡張性があり、価格が安く、中が広くてよく冷える、そして組み立てやすい。 コスパ重視な自作パソコンには申し分ありません。 ケースタイプはミドルタワー。 対応マザーボードサイズはATX、microATX、Mini-ITX。 ケース内を冷やすファンが前後に一つずつ付いていて前方のファンは青く光ります。 見た目には好みがありますが、個人的には安くて万能な非常にオススメできるPCケースです。 |
---|
6.まとめ
▼完成
あまり見た目には期待はしていなかったんですが、ゲインワード製のグラフィックボードの「GeForce RTX」の文字が光ったり、全面のファンが光ったりと意外とかっこいい見栄えになりました。
ケース内は必要最低限のパーツのみの構成なのでスペースが生まれファンの風の流れがズムーズで夏場でもよく冷えそうです。
この構成であればこの先3〜4年のゲームタイトルはストレスなく遊べる構成だと思います。
今回は11万円台でFPS240の目標を達成しましたが、できれば10万円以下におさえたかったのが本音です(>_<)
やはりグラボの価格高騰の影響は大きいですね。
グラボが高額な分、他のパーツをいかに安くおさえるかに苦労しました。
本当にコストをおさえたいのであれば同じショップでまとめ買いするのも良いのですが、パーツ毎に通販サイトや実店舗へ行き価格を見比べて購入する事をオススメします。
組み立て後のWindows10のOSインストールは無料でできますのでこちらの記事を参考にして下さい。外部記事▶Windows 10 インストール用USBメモリの作り方 | ガジェット活用術
今回の記事は以上になります。
最後まで、お読み頂きありがとうございますm(__)m
▼宜しければポチって頂けないでしょうか?